2008年 08月 26日
The World As Will and Idea 9
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実在するものは既成の事物ではなくて生成しつつある事物であり、自己を維持する状態ではなくて変化しつつある状態である。休止は単に見かけ以上のものではなく、休止とはむしろ相対的なものである。われわれが不断に流動しつつある自己の自我についてもつ意識こそ、実在の内部へわれわれを誘い入れるものであり、その実在をモデルとして、われわれは、他のもろもろの実在を表象しなくてはならない。まさに始まろうとする方向変化を意味する言葉を傾動とすれば、いっさいの実在は、したがって傾動である。

by namasutee | 2008-08-26 18:51


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